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タグ:映画や動画 ( 46 ) タグの人気記事

ROMAを観に行った

いい休日だった。
朝方の曇りが午後には晴れて。
朝ごはんをゆっくり食べ、昼ごはんをのんびり食べて。
合間に家事をし整えて。勉強もした。
机に乗った雑多なものを、ずいっとのけて場所を作る、そんな日。

それから「行っておいでよ」と言われて出かけた。
春めいた陽気の街。空いた地下鉄の席で、今日は用事はすっかり忘れようと決めた。
そして映画を見るんだ。
予告編を一瞬みたとき、これは万難を排してみるべしと思った。
それも映画館で。
この映画。



圧倒的な映像美。そぎ落とした白黒の深い構図。
白と黒の間でグラデーションは限りなく変化し、
光と影はさまざまに姿を変えた。
人間のあれこれにまみれた思いが、光のせせらぎで洗われて輝きとなり。空に消えていく。
そんな映画。

空は白と黒のあわいでもやっぱり空という空間になっていた。
夜中の火事やうねる大波、この映画の中ですべて黒から白へ、あるいは白から黒へのの高まりにいた。

そして音。
世界というのは音の森。
私たちは耳によって四方八方から音を聞き、
その時々で音を拾い上げていることを実感する音響。

メキシコの大きな自然。
運命を呪いつつも生きるしかない社会。
メタファーにあふれた映像。
笑いと悲しみに揺れる人間。

あれやこれやのことをすっかり忘れて、エンドロールをずっと見ていた。
この光と影の中にうずもれていたい。
そう思ったのは一人だけではなかったようで。劇場のそこかしこに人影があった。
そう、影が。

銀座のイルミネーションは、どこかの星のよう。
ひっきりなしに夜にこぼれていく。

いい休日だった。
柔らかい春の夜を自転車で帰った坂道。

灯りをともし、手を洗ってタオルで拭いて。
雑多なものでうずまっている日常。
映画の中のカメラのようにすっとひいて長く見る。
余計な音をおとしてきく。

そうね、それは幸せ。そして美しい。



by Bird_W | 2019-03-23 12:00 | つぶやき 世間話 | Trackback | Comments(0)

見た映画 見たい映画

帰ってきたメリーポピンズを見た。
…スウパアマンより頼れるヒト(?)それがメリーポピンズ。
今思うと時代を先取りしてる感のあるキャラクター。


メリーポピンズのファッションもスキなくピシッと。
また女優さんの演技もすばらしく、その背筋がすごい。ついでにいうとあの足首の角度(わかるひとにはわかる)。
大人になると、いやなったからこそ?
メリーポピンズに帰ってきてもらいたい!
いろいろ無理無体な人々をパシっと片付けてほしい!と
客席にいるどの少女よりも切に願う、私であった。

ディズニー映画侮るなかれ。
吹き替え版のセリフや歌詞などの翻訳が素晴らしかった。
字幕の読めない子どもが見る映画でも?いやだから?吹き替え版にもこういうクオリティなのか。
台詞から歌への段差もないし。


見たいのはコレ。
純粋に粗筋が心理的で面白そう。かつ実話らしい(と思う)。
ミニシアター系なので間に合うかな?


映画とは話それるが、ファッション系の本をいくつか読んだ。
当たり前だけど、ファッション関係者がファッションを熱く語るものが多い。
パリの街でのスナップには、普通の人がいない(普通にしているギョーカイの人ばかり…)のと同じなのかも。
そうね、普通のことを語っていたらそれは何を伝えたいのかわからないもんね。

ファッションはそれほどまでに人を虜にする…なぜだろう?
ユニフォームはファッションと対極にあるようで、
「良く」見られること、他人(の眼)にとって良い自分が心地よいということでは同じなのかな。
見た目に引きずられて変容していく自分、という物語だろうと想像してる。
(あくまで想像です…)







by Bird_W | 2019-02-26 08:30 | つぶやき 世間話 | Trackback | Comments(0)

お正月の映画

3日午後は映画。
アルジー氏希望の『アリー/スター誕生』。
なんかきいたことある?と思ってたらリメイク作品。前回はバーブラ・ストライサンド。

以下ネタバレあり






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by Bird_W | 2019-01-08 08:25 | 音楽 美術 映画など | Trackback | Comments(0)

お正月

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

年末は大晦日にアルジー氏が来て、鍋でダラダラした。
元旦は軽くお雑煮。
その後、実家にお年始。甥っ子たちにお年玉を置き、お節料理を少しとお決まりで花びら餅をいただく。
荷物をまとめて山へGo!ハナがお留守番のため急ぐ。
途中でどうしてもラーメンが食べたくなりファミレスに寄る。

注文お取り寄せするほどお節料理が好きじゃない…
いやあれはやっぱり家で作りたい気がする。
ま、今年はそれでなくても胃疲れ中のため普通なゴハンでいいって感じ。

山ではハナが熱烈歓迎。乗っけて河原にお散歩。
とても嬉しそうに駆け回っている。
一緒に走ったりするも、アルジー氏がクルマに近づくと
「あ、アタシも!置いてかないで~」と、クルリすたすたと戻り、だーと帰宅。

猪にもってかれたアタシの年、、、終わった、、、たそがれのハナ。

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プライムで映画を見る。

そのいち。

ビル・マーレイのやさぐれた老人が若々しくて良かった!?
お話はいいお話ですが、ちょっと定型というのかなぁ。
一番いいところが子どものスピーチでちょっと平板になってしまった。

そのに。

評判にたがわず面白かったです。

ここにある娘さんの話が面白い。
実際には50~40坪と庭はさほど広くなかったようです(家は30坪程度)。

有名な「下手も絵のうち」についても文章があります。
なんていうのか、絵ってできたときに完成しているわけではなくて、
変化していくもので、見る人によってもまた、気持ちによっても天気すらでも違って見える。
そういう対話が成立していくのが良い絵なんじゃないかと。だからあくまで個人的な「良い」絵で。
下世話ながら、そういうものが経済的に成立していくかというのは全く別の話。

映画にあるエピソード、建設業の棟梁の息子の絵についてもその通りで。

娘さんの文章には「仙人じゃないです。普通です」とあり、
神格化、信奉されて、人物の「奇人変人」なエピソードを求められて困るのかな~と思った。
なんでも好きなものに傾倒するのはありだけど、そこでおわるというか閉じちゃうのはね…
「それで自分はどうなの?」という投げかけがあって、
「私は…」が始まるのがいいんじゃないかと、思った。
それはしんどいことですが。そうでなければ、信奉の対象が(自分の好みに)合わなくなったら、次にそしてまた次にって、なんかクルクルするだけだもの。

まあいいや。

山崎努と樹木希林の鉄板な夫婦像。
台詞のない、ただ立ち働いている姿が多く、それが昔の「家内」にふさわしく。

翌日お出かけ予定のため、早めに就寝。

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by Bird_W | 2019-01-05 12:40 | つぶやき 世間話 | Trackback | Comments(0)

11月の映画

見た映画。

映画の中でパリはいつも少しだけ嘘をついている。その美しさに皆「ま、いいか」と思ってしまう、そのたぐいの嘘。
映画には「匂い」(決して香りではない)がないから。あれがないとリアルじゃないよねと毎回思う。
豪壮瀟洒なオスマンチックなアパルトマンの脇にある、入り混じった動物的な匂いのする薄汚れた横道とかね。

この映画は、どこまでもリアルにパリで生きる若い女をヒロインにしている。
そもそもヒロインでさえ、ヒロインチックではなく、ただただ若いだけ(29歳とサバを読んでる31歳)。「美しくないという設定のあるモデルめいた美女」ではない。性格もさして…。そんな彼女に訪れた運命の一撃(ていうか、男に捨てられて追い出された…)

突然、ひとりになったとき。世界からパシーンと平手打ちを受けたような状態。そういうことはある。
ないない尽くしな彼女のみっともないような苦闘。ハッピーエンドや悲劇という御膳立てとしての展開はない、そういうヒューマンドラマ。
ただ、必死に手を振り回していた主人公が、なんだかわかんない混ぜこぜで、自分の人生を少しだけ自分の手元に引き寄せている、自分のいる場所を数センチ増やしている。辛い決断を自分なりに下して。
リアルな青春映画@Paris。

見たい映画。
アニエス・ヴァルダが相棒写真家と、ポートレイトを取りながらフランスの南や北を旅する。
ロード・フォトグラフ?のロードムービー。ドキュメンタリー映画(カンヌのドキュメンタリー部門最優秀賞)。


あとはこれ。


リチャード・ギアが怪しいフィクサーをやる。こういうイイ人そうなコンサルって実在する気がする。
そんで「あなたのゴタゴタ」を引き取ってくれるらしい。
大歓迎。

by Bird_W | 2018-11-18 18:30 | 音楽 美術 映画など | Trackback | Comments(0)

ぼちぼち

まだ7月あと一週間あるのか~。

通院先の病院はフロアに電子ピアノがあって、いつもは自動的になってるんだけど、今日は女性が弾いていた。
やっぱり人間は弾いてるのがいい。
何か気持ちがついていける。

『Marie Claire Idees』のクロスステッチ特集号を入手して、眺めている。
フランスのクロスステッチは、どんどん翻訳本が出ているので人気があるんだな~。
いまんところは伊勢丹のフェアで買ったSajouのキットをやってます。

見た映画。

アナ・ウィンターとグレイスをめぐるお話です。
アナ・ウィンターは徹底的に客観的で、グレイスは完全に主観的。
客観vs主観、対照的な個性の二人が織りなすヴォーグという華麗な物語。
確かにアナというプレッシャーがないと、グレイスはどんどん自分の世界に浸っていきそうな気もした。
こうしてヴォーグという伝説をつくっていくのね。

でも、業界が違えば、いろんな仕事場でありそうな話。
際立つ個性はまたぶつかるもので。
譲ることリスペクトすることなど様々な手段で、感情論や正論とは違う道筋を二人の間に見出すことが、仕事なのかなぁ。

ひたすらゴージャスなファッション雑誌の撮影が見られました。



by Bird_W | 2018-07-25 08:30 | つぶやき 世間話 | Trackback | Comments(0)

あめのひ はれのひ

日差しにくらくらした夕方、
月がブルーに浮かんでる、夏の夜が来ていた。

ガクアジサイが鮮やかにぬれていた時、
青がかかった赤と紫の層になった美しい夕日の時もあった。
鬱陶しい梅雨にそっと隠れていた、こんな蜘蛛の巣。

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雨の帰り道、地下鉄に乗ったときひとつだけ席が空いていた。
そこに座ろう… とまさに腰を落としかけた瞬間に
台風のようなものが。私が座ろうとしていた席に何かが突き刺さらんばかりに…

体格の良い女の人が猛然と座らんとしていた。
ど、どこから湧いて来たん???
「席譲ってもらえないんですから!!!」と絶叫…
杖と傘で突き進んできたらしい。
いや譲らないっていうか譲れないですよ、ワタシまだ座ってませんから…


DVD見た。


昔、母が縫ってくれたワンピースを思い出した。
洋裁教室に通って猛然と夜にミシンをカタカタと。
「白のタブリエ」という服を作ってほしかったんだけれど、
レースと白から却下された(お手入れ大変)。

この本を書店で見かけてちょっとわくわくした。

刺繍糸(DMC)はツヤツヤとして色がなんとも綺麗で。
目が色に喜んでいる。
DMCの本社がMulhouseにあると知ってびっくり。
それなりに知っている町だったので…
あまり覚えていないけれど、古いいかめしい駅舎といつも天気が曇りだったような…

ビスコーニュを始めてからまだまだまだまだステッチ段階。
図柄が細かい!
ビスコーニュということなら簡単なキットにすれば良かったかな?と思いつつ。
ちょっと時間がとれないこともあり、細々と。

イロイロ、ありますね。







by Bird_W | 2018-07-01 09:13 | ひとりごと 日々のこと | Trackback | Comments(0)

第一週おわり

  • 新年のMTGと飲み会があった。
  • そのほかは、忙しくなくて助かった。

  • シャトルシェフで煮豚を作ってみたら、ホロホロっといい感じに仕上がった。レシピも簡単。もちろん煮汁で煮卵も作った。今週は、チヂミホウレンソウの胡麻和えも作り、ツクオキにした。まだまだ葉物野菜の高騰が続くが、人参を使いこなしてお弁当に彩りをアップしたいな。キャロットラぺ的なものでもいいけど、寒いので温野菜がいいかな。

  • この映画は面白くないと思ってみると面白いかも(?)ということでメモ。
芸術家の映画って「作品」ではなく「人間ドラマ」で(たいてい芸術家はいろいろと抱え込んでおりカオスなややこしい筋になる)、映画は映画監督が作った方が…餅は餅屋で。
主人公より、当時のパリの風景やアトリエが再現されていそうなのが、ツボ。


  • 今週、合間にはこの本を読み返した。面白いわ~。
歴史好きはDNA。町でみかけると碑文など読んじゃうほうで。
このひとの本はだいぶんよんだ。いつか著作集を読破したい。
中世。暗い時代に押し流されるように生きて来たフツーの人々の喜怒哀楽。

ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界 (ちくま文庫)

阿部 謹也/筑摩書房

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  • ふと本屋さんの棚で手に取ったこれ。
歌人、らしいがエッセイで内容は明治大正の日本のこと。
馬車で巡る富士五湖など。
すっとわかっちゃう台詞みたいな文章より、想像の土台になるしっかりした文章が好き。歌人というだけあってその文章はメロディアス。





by Bird_W | 2018-01-14 10:30 | ひとりごと 日々のこと | Trackback | Comments(0)

Replay

雨ですな。
ひさしぶりにぬれちゃった。

せっかく注文したバッグが出来上がってきたのに、雨予報が多くてお留守番です。
せっかくエアコン設置したのに、今いち出番なし。
なんだな。

お盆休みはあまり関係なく、少しだけ休みをとるつもり。
この前の週末は、アウトレットでウィンドウショッピング中心にたらっと。

もちろん、ハナと河原散歩はマスト。
ハナは水をがぶがぶ飲んで、そのあとヨーグルトをもらって(ダイスキ)、楽しそうにしてた。

庭にたくさんなっていたミニトマトをオリーブいオイルでトマトソース作ってみた(未完成)。

映画を見た。

ちょっと複雑な映画。

あれだあれ、と思い出した。この本でした。

リプレイ (新潮文庫)

ケン・グリムウッド/新潮社

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映画とはまたちょっと別に、
人生っていうのは一回限りという前提を取り除くと、なんだか意味をなさなくなってしまう。
何度も繰り返しがあると、幸福であっても不幸に、不幸であっても幸福になり得るから。
それもランダムにそうなっちゃうんだったら、何すればいいのかってことよ。

人生は一回で、頑張れば(?)天国に行けてってくらいが凡人にはいいのかなと思いました。
ま、それにしちゃぼーっとしてるけど。

しかし、SF映画って、なんだかペシミスティックなものが多い、というのは気のせいか。
地球滅亡とかさ。なんでだろ。

あとは…
iPodがいよいよ9年目になり、iTouchに変えるかどうかちょっと考え中。
Kindleをタブレット端末に変えるかどうかも含め。
結局のところ、そんな時間はないかと思ったり。
アマゾン帝国とアップル王国とどっちがいいかな?なんて。
ま、どっちもストアに誘導されちゃうんだけどもね。

そんなわけ。






by Bird_W | 2017-08-15 08:10 | つぶやき 世間話 | Trackback | Comments(0)

ミセス

最近見た映画。



最近見た映画。
カンヌからパリまでのドライブ。セレブミセスのロードムービー。
コッポラ夫人であるエレノアが脚本と監督を担当。コッポラファミリーの一員として映画製作には深くかかわってきたわけですが、80歳にしての監督デビュー。地味な作品に資金集めにも苦労したとか。

ちょっとフランス人を茶化しすぎ?な感もありつつ、
風景は楽しいし食事は美味しそうだし、ああ、あそこか~みたいな思い出される場所も多く。
実際のエレノアが50代に経験したエピソードをもとにしてるそうです。
(車は故障しなかったようです)

子育ても自分の仕事も一段落、
夫は超多忙で若い美女が波のように押し寄せて二人の仲はうまくいってるとはいえ、すれ違ってはいて…
そんなときの二日間の旅。

前後で自分が大きく変わるわけではないけれど、何かを取り戻し一歩を踏み出していく、そんな映画。

久しぶりにみたダイアン・レインがとってもフレッシュだった。
フェミニンフェミニンなフランス女性(設定)のなかにあって、むしろ地味なんだけどもかえってそれが光る。
私よ私が!と前に出るのではなく、振り向けばいつもそこに同じ笑顔がある、そういう女性の姿勢がいいな♪と思いました。

インテリジェンスってのは、時を待つ忍耐を維持できるということなのかな~。







by Bird_W | 2017-07-11 09:09 | つぶやき 世間話 | Trackback | Comments(0)

文鳥は旅立ち、私は日誌を続けています。(カテゴリーは整理中です)


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