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文鳥日誌 birdwhite.exblog.jp

とびとびにっき


by Bird_W

さがしもの

月変わり。
もうアイスじゃないね、とお手軽ドリップでコーヒーを淹れた。
豆に凝った時期があったな。
季節のように人間もふと変わる。

いつもの美容院がある奥渋。
ここも青山も今は観光客だらけ。渋谷は食べ残しや飲み残しで小汚くなった。
以前は商店街で毎朝清掃しており保たれていた清潔感があったが。おっつかないのかな。
人もお店も地元感がない、それが旅なのかな。

朝の聴く読書+ウォーキングは続いている。
風が吹いて木の葉がパラパラと落ちてくる。
樹木あるところの美しい季節。
向こうには霞んだ山並みが佇んでいる。






# by Bird_W | 2023-10-03 09:30 | 日常 | Trackback | Comments(0)

珊瑚色

週末。
買い物にいくと毎度トラップされる、果物コーナー。
桃なら桃の一種類ではなく、
様々な種類が展開されて、目移りして困る。
杏にプラム、イチジク、白桃、川中島(桃)、黄金桃。
そしてブドウ陣(何それ?)の登場。
シャインマスカット、巨峰、クイーンニーナ、同時にイチジク再登場。
戦いはまだまだ続く(はい、いつも負けてますー)

秋かと思ったらまた夏か!みたいな天気だった。
しかし、ジリジリと秋が優勢になっている、と思う。
今日の夕焼けは
アイス買っちゃったんだけどなーと思いつつ、えいやと坂を登って見に行った夕焼け。
優しいコーラルピンクだった。

『晩夏』の歌詞にあるように。

ゆく夏に、名残る暑さは夕焼けを吸って燃えたつ葉鶏頭
空色は水色に、茜は紅に
藍色は群青に、薄暮は紫

ユーミンでは色を歌ったものが好き。
刺すような日差しを空気が遮ってくれる、風が通り過ぎていく。
そんな秋の始まり。

次の曲は『さざ波』
秋の光にきらめきながら、ゆびのすきまを逃げてくさざ波…

読書メモ
暑い日にはこれだな。寒さを想像しながら読むのだ。
数年前に探検もの(?)を読みたいシーズンがあり読んだ。そのときとても感動した。
自分には無理なことをしてくれる探検家には密かに憧れがあって、植村直己なども読んでいる。いつか記念館を訪ねたい。
植村直己はまた違うが、この人は文章がとても筋肉質というのか、読ませる。

サルデーニャの蜜蜂 (小学館文庫)

内田 洋子/小学館

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モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』の作者。こちらも文章が良い。
イタリアにはややペシミスティックな筆致が似合う。
なにせ一筋縄ではいかないのだけど、思惑を超えて美しいところがある国だから?
なかなか旅には出られぬ状況なので、せめて。



# by Bird_W | 2023-09-25 09:30 | 日常 | Trackback | Comments(0)

足音

九月。
ほっとする単語だ。
心なしか日差しの色が変わってきている。
青空が透き通ってきた。
相変わらず暑いのだけれど。

6月終わり頃。体重計の数値がいよいよヤバくなってきた。
いい加減にしないとな、とやっと対策を考えた。
始めたのは朝のウォーキング。私のいるあたりは丘陵。それも丘の上。
どの方向もかなりな勾配の坂道だらけだ。
5000歩程度であっても、心拍数的にはヘビー。
朝だくだくで1時間弱歩く。
おかげで午後は眠い眠い。
加えてカロリー計算。あす〇〇プレミアム版を導入。食べたもの記録。
この2つで2ヶ月で2キロ減らした。
危険水域から脱出しただけで、先は長い。

ウォーキングのお供にAudibleを導入したら、少し読書(?)ができるのがいい。
いまお試し期間でいろんな本をつまみ食いしてる。

いま、村上春樹『パン屋再襲撃』を柳楽優弥できいている。
役者さんの声もまた演技しているのだな。
煙草や飲酒運転など、主人公の行動の細部が今はもう社会的に問題になりそうだ。
もちろん、そんな細部はどうにかできそうだけど。
そんなふうに、物語を聴きながら、この本を読んだ過去の自分を思い出す。
いや思い出そうと試みた。
登場人物並みに遠い。遠いな。

だが、昔の自分に引き戻されたか、ちょっとだけ、本を読んでもいる。

読書案内的なものは昔よく読んだ。
文庫本のカタログをもらってきては、次何読もうとなめるようにしてた。
いま、ぽっかり何を読んでいいのかわからず。けれどもどうしても読めない本もあり。
中途半端に舌が肥えてる。

堀江敏幸と角田光代。
全く違う個性、文章家とプロットのひとと(個人的印象)。
訥々とまっすぐ歩いていく人と、寄り道しながら気ままに歩いてく人と。
ブレンドされたら何が見えるかな。










# by Bird_W | 2023-09-06 10:30 | Trackback | Comments(0)
八月。
お盆の頃に父親がコロナ罹患。高齢と持病から大事をとって入院。
現状、生活全般担当は父。母をどうする?とバタバタ。
ちょうどお盆休みの初日で「さ、おやすみ♪」と思った瞬間に電話。あとは怒涛の勢いでやることが次から次へと。
ヘルパーさんを頼もうというにも、「自分でやれる」と頑なな二人はまだ必要な申請を整えていない。
仕方なく今回は自費で頼むことにした。なんか…無駄。
実家に行くたびに、高齢者あるあるでエアコンが切られており蒸し風呂状態。
冷蔵庫内やゴミの整理、掃除をした。
その間、長文のLINEが飛び交い、理解だか誤解だか不明なものが堆積。
結局、父は一週間で復帰し生活は元に戻った。
しかし、これからどうなるのかしら。
なるようにしかならんけど。
暑い時間帯に実家に自転車や電車で通い、疲れ果てた。
そして、お盆休み終了。

結局、私はまだコロナ罹患していない。
在宅勤務で人との接触が少ないからなんだろうな。
今回、濃厚接触者(母)と一緒にいる時間が長かったから、これはアウトと思って抗原検査(高)をしてみた。
判定不能。やり方悪かったか。がっくり。






# by Bird_W | 2023-09-04 10:12 | 日常 | Trackback | Comments(2)