文鳥さん。

文鳥・夢十夜 (新潮文庫)

夏目 漱石 / 新潮社


 文鳥の飼い主として一応読んでみました(青空文庫)。
 犬猫と違って、生物として遠い感じがするのは、漱石でも同じようです。
 その距離感がいいっていえばいいんですけど。
 文鳥は気も強いしくちばしでかまれると痛いです。
 でも、なんとも言えない丸みと握ったときの暖かさが良いのです。
 握り文鳥といいます…おにぎりかい。


 この本の中に
 「満足しながら不幸になっていく人間も世の中には存外いる」というような文章があって、ドッキリしました。
 そうかあ。
 そうだな。
 なんかわかるよ。
 満足しながら不幸になるのと、不満足で幸せなのって大きく違うな。
 満足して幸せなのが一番いいけど。


 うちの文鳥はどっちかな?
 
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by Bird_W | 2010-03-08 22:26 | 読書など | Trackback | Comments(0)

少年少女

 最近、オールコットの『若草物語』を読みました。あの作品を読んだ女子は、誰に感情移入するかというと「ジョン」が多いです。おてんばでものを書くことの好きなジョン。読書好きな女の子にはぴったりな登場人物なのでしょう。
 でも、若草物語を若草物語たらしめているのは、実はベスじゃないかと思うのです。なぜってベスは猩紅熱で死にかかった上に、続編では本当に死んでしまうからです。少女小説に、死、特に重要な登場人物の死を持ち込むのは難しいと思う。原作でも、その死の場面はかなり持って回った表現がされています。ベスのその存在の薄さが作品で重要。でないとただの「成長物語」になっちゃう。


 しかし、私が好きなのはなんとなく躾くさい『若草物語』より、バーネット『秘密の花園』です。たぶん、主人公がより偏屈だからだと思います。バーネットはむちゃくちゃ性格の良い主人公で『小公子』『小公女』も書いています。主人公が素直でよい子だと、周りがひどいというのが公式なのか。
このまえドラマで『小公女』やってましたね。あれってメイド服をテレビで展開したかったのかなあと思います。
個人的には美少年をもってきて『小公子』やったら受けがいいんじゃないだろうかと思う。東方神起の誰ぞかを連れてきて(って、誰が誰やらさっぱりですが)。

 オールコットを読んだのはキンドルがきっかけです。

 そのほかには岡本綺堂にはまってます。半七捕物帖の作者です。
 ああだんだん時代とずれていく… キンドルって文明を逆滑りさせているかも。
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by Bird_W | 2010-03-07 20:30 | 読書など | Trackback | Comments(0)

キンドル

 キンドルはアメリカの無骨な端末という感じで。読んだまま眠ってしまい、朝アタマでごつんごつんぶつけてました。けど平気。そんな端末。
 電子インクは美しです。液晶に比べて格段に疲れません。この画面で青空文庫を読むと日本語を目に美しく感じる…ひらがな交じりの漢字というのは…なんというのか、曲線と直線の入り交じるアートみたいです。
 一番重要なポイントマウス(というのかな?)が、IBMの赤いポッチみたいで、慣れないと使いづらいです。デフォルト辞書がいまひとつ。読書好きネィティブ向け辞書なのか、説明の単語がわからんのです。
 語学環境作りには向いています。
 図表を見たい人はDXの方がいいですね。
 あ、そういえばPDF化した書類を見ようと思っていたんだ、忘れてた。
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by Bird_W | 2010-03-05 09:15 | 読書など | Trackback | Comments(0)