2019年 04月 16日
あっという間に
寒かったり暖かったり。
バタバタしているうちにもう四月半ば。
このポワンとした桜を見てから2週間くらいたつのね。
早いなぁ。
とうとう到着したカレンダーを眺めていた。
この写真はどうやって撮ったのだろう?と思う素晴らしいショット。
海の荒波と灯台のResistanceと、扉を開けて見える人影の小ささが詩的展開。
同時に、人間がいて自分たちのために灯台を建てたってことが、なんともいえなくすごいと思う。
去年は確か10月の写真になっているんだけど、今年は6月になるんだ。
このカレンダーをとっておいて下だけ変えるというのもありだな…。
最近読んだ本。
最初は図書館で単行本を手に取り、のちに文庫に加筆部分があると知りキンドル版を手に入れた。
文庫版で加筆された部分は、最も病状がひどかったときのことだった(たびたびの入院や旦那さんが看病のために休職した時期など)。かなり大変だったんだなと思った。
もともと角田光代と山本文緒と同時期に脚光を浴びたが、角田光代の方はどちらかというとスパっとしたエリート、山本文緒の方はそうでもない感じで。
どちらもそうだけど、山本文緒には脚光を浴びる自分と相いれない思いがあったかも。ギャップというのか。それが作品に反映されていて、静かな苛立ちを感じたことがあった。
揺れる気持ちや波立つ気持ちなど心理描写の卓越した作家。少しでもづつでも作品を発表して欲しい。
by Bird_W
| 2019-04-16 20:35
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