終わりそして始まり

旅の初日、フランクフルトの空港で、迎えを待っていた。
数十年会ってないシルビア。
そのうえバカンス時期で全く連絡がとれず。
「本当に来るのかなあ」とやや不安。
初っ端から高いハードルを設定してしまった。。。

何せ数十年年をとっている、相手もこちらも。
わからなかったらどうしよう、、、いや「え?こんな人だっけ」てがっかりされたらどうしよう。
でも、そもそも私ってどんなひとと思われてたのかな?

SIMカードをなんとか購入し、電話するもつながらず。
日本で買ってきたSIMフリースマホで自撮り。
添付してメールを送ってみる。

おお!電話かかってきたよ、返事来た!!!
「渋滞で遅れてるのよ~」
あ~ホッとした。

そしてなんと、数十年経ってもすぐ「あ」ってわかったんだ。

後はスムーズに流れていった。
新築して引越したばかりのモダンな新居には、庭にプールがあって、
彼女の実家が代々営んできたワイン醸造の畑がある。庭に面したバスルームも吹き抜けの天井もトップライトも凝っている。
彼の実家が代々継承してきた家具と、彼女のそれとが置いてあるテラスに面したリビング。
ゆっくりと時間が流れて、彼女の両親にも会い庭の桃で作ったジャムなどいただいたり、町の人たちや通りがかった親族にも挨拶したり、
個人宅なので写真は今回やめておこう。

でも、彼(歯科医)のオフィスがある街の写真と、

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ドイツのきっちりしたワインロードは載っけておこうかな。
(車のスピードが速すぎ…)
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風景を見ながら「この数十年てなんだったんだろ?」と思いました。
ポカーンと。
あれやこれや、説明なしでも「!」だけでつながることもあるんだ。
あっけらかんと。

ただ、生きてるってだけ。

だから、この旅日記は終わりから始まっている。
本当のところ、
日々はいつも新しく、葡萄の粒がはじけるように瑞々しい。



シルビアとは地中海で月を見たことがある。
そしてまた、一緒に月を眺めたよ。

夏の遅い日暮れと重なり、あの頃と同じようにうっすらと影を宿す、
月はいつも彼方にあった。

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by Bird_W | 2015-09-26 21:00 | 外出 旅行など | Trackback | Comments(0)