2014年 10月 27日
そうだ、そうだった。
気分転換に、と思って最近映画化された本を読んだら、
すっごい怖かった。
自分が金融関係にいたからなのだけど、
こういうのを実際ちらちらと身近で知っており、
どんなに機械化し、いかにセキュリティを対策しようと、
お金が人間の発明である限り、どこかしらに隙があるんだよって、思ってます。
見た限りでの犯罪に手を染めるひとに共通な特徴は、
お金で自分を作り、お金で人間関係を左右できる、と本気で思っている。
同時に、お金がなければ自分は認めてもらえないんだとも、思い込んでいる。
そう、人間のやっかいな部分をお金で逃げてしまう(解決したと思ってる)。
また、そういう人の周りにはその手の人が集まる(類友)。
奢ってもらえればあとはどーでもいい人と、奢れば楽しくやれるって人と、
いよいよやっかいなことになる…
ひとりは、生涯かけて返済をすることになり、
毎月返済をし毎日定刻にある場所に連絡をしてくる、という取り決めになっていた。
トラックの運転手になり、難病になり、行方不明。
もうひとりはニュースで名前を見ました。
マネロン。
小説では、女性が主人公ですが、私の知る人はふたりとも男性でした。
by Bird_W
| 2014-10-27 23:40
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