2014年 09月 21日
なるほどねぇ
最近観た映画。
これはテレビでちらっと見たのですが、↓
芸達者なエルダー俳優の勝利といいますか。
全体として、映画(および映画にまつわるもの)的にはオトナな展開だった。
人生~サマザマ♪というような映画でした(←詳細は観てね)。
大人向け(成人向けではありませぬ)イタリア映画は、
特に盛り上がりもなければオチもなく、before&afterは淡々としてる。
ひとことで言えば渋い。
まあ、毎回思うんだけどローマ遺跡を踏まえて考えると、
ひととおり終わってもうずーっとオトナな国なのかも。
粗筋とは関係なく、
格の高い(とされる)ホテルは、泊まる方も気の張る物。だからこその非日常。
馬力がいるよ、と感じます。
そういう意味では、客がふにゃーとリラックスできる、「オ・モ・テ・ナ・シ」は日本がよろしいね。
芸達者なエルダー俳優の勝利といいますか。
吹き替えだったのでそこだけはイマイチ。
この手の話を深く彫り込んでいくハリウッドの手練れ。
映像の作りがとても美しかったです。
平凡なものは平板に、緊張はロングショットで心理戦。
ヘェェェェとびっくり。
そういえばローレン・バコール亡くなってたな。
知性的かつ野性的な眼差し。
その強さにはモナリザの視線に近いものがある、と思う。
自伝もベストセラーだった。
読んだときは、アメリカの大女優って…スゴイと思った。ドラマなんだなドラマ「チック」ではなく。
自伝の続編もあり、audibleにあったから購入してみようか検討リスト入り。
本人がナレーションしている模様。
全体として、映画(および映画にまつわるもの)的にはオトナな展開だった。
というか… 私が年をとったということでしょうねぇ。
by Bird_W
| 2014-09-21 21:00
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