パパとお小遣い

 小学校のときのお友達にKちゃんという子がいた。
 二人娘で、お父さんはテレビ局勤務。お母さんは専業主婦。
 絵に描いたような家庭。
 母親は二人の娘、特に顔立ちの整った長女を溺愛して、着せ替え人形にしていた。
 娘達は小学生でも(昭和ですよ!)冬はクリーム色のきれいなマントだった。

 母親の口癖は「パパには一万円だけあげとけばいい、お金をわたすと全部遣っちゃうんだから」。
 ほんとうにパパにはそんだけで、あとは全部女三人で遣った。
 パパはニコニコして何も言わない人だった。
 
 娘達が成長し、父親は定年になった。
 退職金は一銭もなかった。
 パパが全部遣っちゃったのだ。
 何に?女?ギャンブル?
 とにかく数千万のお金は全くなかった。
 母親は半狂乱になったらしい…その後の話は怖くてきけない。
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Commented by 鹿田内りなこ at 2010-06-11 08:33 x
ものすごい怖い話ですね・・・。
Commented by スマイリー at 2010-06-11 19:06 x
パパの逆襲、でしょうか…?

>パパには一万円だけあげとけばいい、
一万円だけでは足りず、あらかじめ退職金を前借していたのならば、逆効果だった、ってことですかね?実は、老後は別の女性と暮らそうとマンションなどを購入していて…というオチがついたりして…。
Commented by Bird_W at 2010-06-11 23:16
りなこさん>
怖いですよね…
でも割とある話と思うのです(小ぶりなら)。
Commented by Bird_W at 2010-06-11 23:17
スマイリーさん>
逆襲というにはあまりにお粗末な。
退職までにどうにかなると思ってたんじゃないでしょうか?
浮気や逆襲というactionが起こせるくらいなら、こんな大事はしてないと思うのです。
by Bird_W | 2010-06-11 00:08 | つぶやき 世間話 | Trackback | Comments(4)

文鳥は旅立ち、私は日誌を続けています。(カテゴリーは整理中です)


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