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文鳥日誌 birdwhite.exblog.jp

とびとびにっき


by Bird_W

一週間

毎度。

ここんとこアタマ使ってたら頭痛発生し、
週の半ばで小休止。
脳内も断捨離が必要なようです。

そこで読んだ本。

科学的というのは「論文がある」ということみたい。

作者の文章が、話しかけ方式+少しだけ上から教えてくれる、スタイル。
これは昨今のビジネス書やライフハック本で、読み手をつかみやすい定型。
余談だけど、ブログもそういうのあるかな。もともと読者を巻き込みやすい(?)構造だから。
上から感=カリスマブログ、下から感=ファンブログ???
SNSだと対話が主になり、平等感はあるのかな?
この本は、中味はそれなりに役に立つ。いや役立ちそうなところだけパラパラ読めばいい本。

そしてコレ。最近の世界のニュースがもう昔の知識では理解できなくなってるんで、
買ってみた。

この人の文章は回りくどいのだけど、今回は聞き下しというスタイル。作者の年齢と健康状態から。結果的には読みやすくなってた。
そんなに新しいことはない…いや昔のことに遡り新しい視点から光をあてていく、そういう作者の姿勢は変わらない。
この人は研究者なんだよね、と思う(いや事実そうですが)。定型とされる概念を壊して常に新しい。
そういうのがインテリジェンス。

付記:トルナトーレの映画『ある天文学者の恋文』について。


何か今まで見たのと大きく違う…と思ってたのわかった。
ヒロイン。今まで(見た映画)では、彼の映画でヒロインはイタリア的美女あるいは美少女だった。
フェミニンの象徴。

でもこの映画では、美少女だけれども現代のヒロイン像そのものだった。
体を張った危険な仕事。ボロボロになったり傷だらけになったり。衣装はTシャツとジーンズ。
ハリウッドでもいまや、戦うたくましい女性がヒロインとなるんだものね。
静的なアイコンから、動的アイコンへ。
それでも変わらず美しい、と思う。
しかし、美しさというものが成立するには紙一重の何かがある。
その生まれる一瞬を切り取るのが、映画なのかな。。。









by Bird_W | 2017-06-11 09:56 | Trackback | Comments(0)